日本ヒューレット・パッカード社が近未来デザインコンセプトを公開
日本ヒューレット・パッカード社は、2012年までに実現する近未来のパソコンのデザインコンセプトを公表しました。公開されたのは9種類のコンセプトモデル。
「ウォッチ-ワイヤレス・ゲートウェイ/ハブ」モデルは、腕時計型のモデルで、各種の情報を表示するほか、ID管理などにも活用できるという。
「タブレット」モデルは、メモリ、および、ストレージを分離して軽量・薄型化を実現。「マット」モデルは、更に軽量・薄型化を実現し、まるで紙のようにクルクル筒状に曲げることも可能なほど薄型化されている。
「シンクアイアント型ノートPC」モデルは、一般的なノートパソコンであるが、かなり軽量・薄型化されており、多目的用途で活用できるという。
大きなテーブル形状の「コーヒーテーブル」モデルに配置されている溝に「シンクアイアント型ノートPC」モデルを接続し、「ペン」モデル(ペンの形状)を穴へ差し込むと、データがロードし、テーブルが大型ディスプレイとして利用することも可能というモデルまであります。
その他、「デジタルウォレット」モデル、「スマートシェルフ」モデル、「イヤーピース」モデルというものも公開されました。
いずれのモデルも、具体的な製品化の予定はないが、同社の将来に向けたパソコンの方向性を示すものとして興味深いと言えよう。